あなたは、いくつの種類の祈りをされますか?
私は正確に数えた事はありませんが、色々な祈り方が聖書に書かれています。
さて、今週は願いの祈りと命令の祈りでしたね。
ヨハネ16:23,24では、
天の父(神様)にイエスキリストの御名で求めなさいと書いてあります。
あなたの喜びが満ち満ちたものとなるために願いなさい。
ということですが、同じヨハネが書いたものですが、
もう一つの祈り方が書かれています。
ヨハネ14:14では、あなたがたが、
わたしの名によって何かをわたしに求めるなら、わたしはそれをしましょう。
とありますが、ここでは天の父に求めるとは書いてありません。
ヨハネ14:14の「求める」はギリシャ語で命令する、という意味があります。
あなたの家に泥棒がいて、あなたの大切な物を盗もうとしている時、
「だれか、この泥棒にわたしの大切な物を盗まないでと言ってください。」
と言わないで、「泥棒、わたしの物を盗むな。」と自分で命令するでしょう。
神様から頂いているもの、自分の物になっているものについては、
神様に「下さい。」とは言わないと思います。
神の御心かどうか、分からない将来の奉仕については、
「牧師にしてください。」 「預言者にしてください。」と願います。
命令する祈りとはどんなものがあるでしょうか。
病気についてはⅠペテロ2:24で、イエスキリストの打ち傷でいやされたと、
あなたに既に与えているものだと言っていますから、
「主イエスの名で命じる、頭痛の霊よ、わたしから出て行け。」
と命じる祈りをすれば、良いのです。
ペテロもパウロも病気について命令している祈りを、
聖書の中で簡単に見つけ出すことができるでしょう。
しかし、天の父にいやしを願っている祈りを見つけることが、
わたしには出来ません。その他経済的必要、問題に対しても命令の祈りをします。
詳しくは「祈りの学び」のCDをお聞き下さい。